売る前に固定資産税の支払いについて知っておきましょう

売りたい物件の固定資産税は誰が支払うのか

遺産を相続したことで土地持ちになったけれど、
自分が不動産を持っていても固定資産税がかかるだけだし、売りたいと考える人も多いでしょう。

しかし、遺産の相続をした場合では相続税がかかることもあります。

土地の値段に関しては、幾つもの評価基準があり、
売買取引時価格、公示価格、固定資産税評価額などが代表的です。

こうした1つの物に複数の価格があることを一物四価と呼びます。

では、相続税では土地の値段はどの価格を基準とするのかと言うと、路線価を基準とします。
路線価とは国税庁が示している土地の価格であり、相続税や贈与税において重視されています。

この路線価を用いて評価した場合は、
売買取引時の価格のおよそ7割〜8割程度の価格に落ちつくことがほとんどです。

従って、仮に取引時価格が1000万円の土地を持っているとすると、
評価額は700〜800万円の間となるので、現金よりもお得になると考えて良いでしょう。

しかし、路線価は毎年更新されるものなので、取引時から大きく変動している場合もあり、
当然ですが地価が上がって値上がりしていることも考えられます。

この場合には、現金の方が相続税はお得になります。

ちなみに固定資産税評価額の場合は、取引時価格のおよそ6割〜7割程度の価格に落ちつくそうです。
基本的に固定資産税と相続税の関わりは、家屋に関する評価は固定資産税評価額が用いられます。

土地は上であげた路線価になるのですが、路線価が定まっていないエリアでは
土地の固定資産税評価ごとに一定の数値をかけたものが評価額となるので、覚えておいて下さい。

固定資産税の評価額は市区町村の固定資産課税台帳を縦覧することで可能ですが、
納税者本人か代理人のみとなっていることもあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。